
nanoのバディ制度は、新卒メンバー一人ひとりに、先輩メンバーが一人つく制度です。
入社後の一定期間、仕事の進め方や日々の相談を、同じ目線で受け止める役割を担います。
バディ制度のポイントは、入社時点で「まず相談する相手」が決まっていること。
制度として関係性の入口を用意し、新しい環境でのスタートを支えます。
バディ制度の目的
入社したばかりの時期は、仕事の難しさ以上に「判断の迷い」が増えます。
いま聞くべきか、もう少し待つべきか。
誰に聞けばいいのか。
どこまで自分で抱えるべきか。
特に新卒の最初の数ヶ月は、「分からないことが分からない」状態になりやすい。
小さなつまずきが重なると、手が止まり、確認が遅れ、結果的に遠回りになります。
そしていちばん負担になるのは、相談の入口が定まらないことです。
誰に話せばいいかが曖昧だと、遠慮が先に立ち、困りごとが表に出にくくなります。
だからこそ、入社直後の段階で相談の入口をはっきりさせる必要があると考えました。
バディ制度の特徴は、入社時点で「まず相談する相手」が決まっていることです。
やり方の確認、段取り、優先順位のつけ方など、動きながら出てくる小さな疑問を、その場で解消しやすくなります。
バディは、新卒のスタートを近い距離で支える役割です。
仕事を一つひとつ覚え、回り始めるまでの立ち上がりを、制度として支えています。
人が人を支え、安心して挑戦できる土台を整えること。
バディ制度の本質はそこにあります。

どのようなサポートがあるのか
バディには、日々の業務に関することを中心に相談できます。
たとえば、次のような内容です。
・当日の動き方や段取りの確認
・優先順位のつけ方(いま何から手をつけるか)
・依頼や報告のしかた(誰に・いつ・どう伝えるか)
・うまくいかなかった場面の振り返り(次にどう直すか)
・お客様対応で迷ったときの判断材料 ・チーム内の動き方(現場での立ち回り、連携の取り方)
・自分の課題の整理(いま何を伸ばすべきか) また、バディ制度は「相談に答える制度」だけではありません。
現場の近くに先輩がいるからこそ、仕事の進め方をそばで教わりながら、一緒に業務を進めていくことができます。
新入社員の方にとっては、挑戦したい気持ちを止めずに前へ進むための伴走者。
それが、バディの役割です。
バディ側にとっての意味
バディ制度は、新卒を支えるための仕組みであると同時に、バディを担う先輩にとっても成長の機会になります。
1.仕事を言葉にできるようになる
「なぜそう判断したのか」「どう段取りを組んでいるのか」を説明する中で、自分のやり方が整理されていきます。
2.頼られる経験が増える
「まずこの人に聞こう」と思ってもらえることで、仕事への向き合い方や責任感にも変化が生まれます。
3.育成・マネジメントの視点が身につく
相手の状況を見ながら伝え方を変える、声をかけるタイミングを考える。日々の関わりがそのまま育成経験になります。
このように、バディ制度は、新卒と先輩の両方が成長できる関係性を、日常の中につくる取り組みです。

最後に
新しい環境では、分からないことが続くのが当たり前です。
その最初の時期に「まず相談できる相手がいる」状態をつくるために、バディ制度を用意しています。
日々の業務をそばで支えながら、一つひとつの仕事を一緒に習得していく。
その積み重ねの中で、新しい挑戦にも安心して踏み出せる状態をつくる。
バディ制度は、そのための仕組みです。

